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ありがとう!ジーコのチャリティーマッチ


Rio de Janeiro の市立小中学校で、
この学校の卒業生である 24 歳の男が銃を乱射し、
12人の児童・生徒が若い命を落とし、13人が負傷し手当を続けている。

日本では、
3月11日の大震災後最大の余震があって、さらなる犠牲者が出た、とのこと。

胸が痛い。

どうか、お願い、おさまってほしい。

こんな遠くで嘆いていたってなんにもならないのはわかっているけれど、
前向きになりかけた心が、くじけてしまいそうだ。


けれど、心温まることも、ある。
あった。


2011年4月7日。
ここパラナ州都クリチーバにある、
Atlético Paranaense(アトゥレチコ・パラナエンスィ)のホーム、
Arena da Baixada(アレーナ・ダ・バイシャーダ)スタジアムにて、
日本でもお馴染みの Zico(ズィーコ、日本ではジーコ)の呼びかけで、
パラナ州沿岸部豪雨災害と東日本大震災のためのサッカーチャリティーマッチ 、
"AMIGOS PR × AMIGOS JAPÃO” が行われた。
(アミーゴス・パラナ × アミーゴス・ジャパォン)

Go to 日本の震災、パラナ州の豪雨災害

2万2千人以上の人々が、
往年のスター選手たちの一流のサッカーに興奮しまくり、大歓声が夜空に響き渡った。
約2千万円の収益の、6割が日本に、4割がパラナ豪雨被災地に贈られる。



solidariedade(ソリダリエダーヂ)とは、結束して支援すること。
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一時帰国したときに買ったものの着る機会のほとんどなかった、
日本代表ユニフォーム(2002年型)を着て、いざ参上。



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試合前の正面入口。
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選手入場前、一番最初に登場したのは、クリチーバ日系クラブ内の青少年グループ " 若葉 "。
日々、和太鼓とよさこいソーランの練習を積んでいる。
この日は、"日本に届け!" と、勇壮な和太鼓を披露。
大きな歓声と拍手を受けていた。



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左からパラナ州旗、ブラジル国旗、日の丸、アトゥレチコのチーム旗。
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ブラジルのサッカースタジアムに日の丸が掲げられている。
それを見ただけで、うるうるきてしまった。

いつでもどこでも大盛り上がりの、ブラジル国家斉唱。
の前に、日本の『君が代』!
これを歌えるのはスタジアムの中でもごく少数派なので、声の限り、歌った。



ジーコの呼びかけで集まった元選手と現役選手たち。
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黒いユニフォームのチームは、AMIGOS PR(アミーゴス・パラナ=パラナ州の友だち)。
パラナ州出身やパラナ州のクラブチームで活躍した(している)選手が中心。
10番をつけていたのはRaí(ハイー)だ!
前クリチーバ市長で今年からパラナ州知事に就任した Beto Richa(ベト・ヒッシャ)氏もスタメン出場。
彼は、自他ともに認める草サッカー好きで、セミプロ並みの実力があるのだとか。

赤いユニフォームのチームは、AMIGOS JAPÃO(アミーゴス・ジャパォン=日本の友だち)。
日本の Jリーグで活躍したことのある選手が中心。
10番は、誰がなんと言っても Zico(ズィーコ)だ。
11番は、誰がなんと言っても Romário(ホマーリオ)だ。
ほかにも、
元鹿島アントラーズの Alcindo(アウスィンド、日本ではアルシンド)、
同じく、Jorginho(ジョルジーニョ)、
前ブラジル代表監督も務めた Dunga(ドゥンガ)、
など、大半が元ブラジル代表のゴージャスなドリームチームだ。

元・鹿島アントラーズをはじめ日本の選手たちも招待されている、
という情報も回っていたのだが、
誰もいなかった。。。です。



キックオフ前に、1分間の黙祷を捧げた。
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そしていよいよキックオフ!



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ハーフタイムには、
ブラジル独自の舞踊格闘技 capoeira(カポエイラ)を、子どもたちのグループが披露してくれた。



カポエイラグループの子どもたち入場。
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ブラジルの黄色と緑。日本の赤と白。
これらカラフルな風船が夜空に舞い上がる。



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カポエイラの、カッコええ技、連発。



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さて、
肝心の試合は・・・・・、



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ともかくジーコさんは、有無を言わさぬスゴさがある。
近年はだいぶ腹部が成長なさって、
歩くお姿はゼンマイ仕掛けのダルマさんのような愛らしさなのだが(失礼!)、
フィールドでの動きのキレとセンスは、抜群だった!
要所要所で見せてくれる的確なパス。
一瞬の隙をつく判断力。
天才とは、こういうものなのだな。
ハッキリ言って結果はどうでもよい親善試合ではあるが、、、、、
目の前で走り、蹴るお姿を観る機会に恵まれたのは、なんたる贅沢!


それともう一人。
baixinho(バイシーニョ=背の低い人)のニックネームを持つ、Romário(ホマーリオ)!
やっぱり、歩くお姿はゼンマイ仕掛けのお人形さんのようなのだが、
ここにいてほしい所に必ずいる、ポジショニングがすばらしい。
現役時代から走らないことで有名だった天才は、
やっぱりあんまり走ることはなかったけれど、
ちょっと走っただけで大歓声を呼び起こす、そのオーラはスゴい。

どこにいても、なにをやっても、たとえミスしても、
観客席のハートをわしづかみにしていたのは、なんと言ってもこのお二人であった。
ジーコとホマーリオのゴールを見られただけでも、
貴重なお宝をいただいたような気分になりますた。

わたくし的に目立ったのは、
元アントラーズでカツラの CM で人気のあったアルシンドの2得点!
と、
ドラマにもサッカー選手役とかでチラッと出たりする、カッコいいハイー。
元ブラジル代表のキーパー(お名前忘れた!)のスーパーセーブも、カッチョよかった!


ジーコもホマーリオも後半も出場してくれたのだが、
徐々にお年の方々は交代となり、
終了15分前ぐらいだったのかなぁ、、、、ホマーリオもついに交代。



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ホマーリオがピッチを去るとき、
ジーコやドゥンガやハイーや州知事同様、報道陣が殺到。

試合は続いているというのに、
ホマーリオのお姿が見えなくなるまで、ず~っと目線はそっちに行ってしまった。


この時点で、スターはみんな交代してしまったことになり、
大半のお客さんは帰ってしまった。
でも、冷たい風が吹く中、一緒に観戦した我ら永住日本人仲間は最後まで見届けた。
日本への想いを込めて。


結局、試合は、
AMIGOS PR 5ー5 AMIGOS JAPÃO の引き分け。


日本とブラジル。
言葉も習慣もまったく違うし、国民性も時間も季節もなにもかもが真逆。
地球上のまるっきり反対側で、どこから回ってもいちばん遠い。
けど、
この夜は、
裏側のサッカーの国のサッカースタジアムで、日本がものすごく近くに感じられた。


しかし、ジーコさんの一声の影響力はすごいな。
これだけすばらしい選手たちを集め、結果、たくさんのお客さんと義援金を集めてくれた。

みんなみんな、
Muito obrigada!
ありがとう!


もう、がんばりすぎなぐらいがんばっている被災地の方々に、
もっとがんばって、とは言えない。
1日も早く、平穏な日常が戻ってくることを願うばかりです。





2015年6月10日 追記

国際サッカー連盟 FIFAの一連の汚職事件により辞任したゼップ・ブラッター会長の後任選挙に、
ブラジルの元スーパープレイヤーで日本でも馴染み深い Zico(ジーコ)が立候補を表明。
アルゼンチンの元スーパースター、マラドーナの名も出ているが、
立候補を表明したのは今のところ、ジーコとヨルダンのアリ・ビン・アル-フセイン王子のみ。

ジーコが現役でご活躍のときは一度も観戦したことはないが、
ここブラジルで(今のところ)一度だけ、
サッカーをプレイするお姿を観て感動したこの時のことを、再び思い出している。






07 de abril de 2011
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