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Rio 2016 心躍る!開会式の音楽:その2 飛行機の父と美とTom Jobim


Cerimônia de Abertura Rio 2016
(2016 リオ・オリンピック開会式)

選手一人一人が抱えるはち切れそうな気持ちを丸ごと包んで歓待した、
ブラジルスピリットあふれるすばらしい開会セレモニー。

Go to Rio 2016 Cerimônia de Abertura 歓喜あふれる開会式

どんなパフォーマンスが展開されるのか。
と、同時に、
どなたがなにを歌うのか。演奏するのか。
ワクワク楽しみに待っていた!

知れば知るほど幅広く、
聴けば聴くほど奥深い、
ブラジルの音楽。

この開会式では、
MPB(ブラジルポピュラー音楽)スタンダードナンバーから、ラップ、
リオのファヴェーラ(スラム)で生まれた Funk Carioca(リオのファンク)まで、
場面場面で、印象的な演奏や共演を堪能することができた。

そしてもちろん、
“ブラジルと言えばボッサ・ノーヴァ” という、国外目線のイメージもちゃんと考慮していた。


Go to Rio 2016 心躍る!開会式の音楽:その1 Aquele Abraço





日本のCD屋さんとかでもそうだけど、
“ワールドミュージック” で一括りにされがちな世界の音楽の中でも、
ブラジル音楽だけ別格扱いで、独立したコーナーを設けているところが多い。
英語以外の曲で、もっとも世界中に沁み込んだ曲が多いのは、ブラジル音楽だろう。
統計を取ったわけではないけれども。。。

そして、その中でももっとも沁み込んでいる曲が多いのは、

Tom Jobim(Antônio Carlos Jobim)
(トン・ジョビン=アントーニオ・カルロス・ジョビン)

だろうと思う。
統計を取ったわけではないけれども。。。

トン・ジョビンの曲はこの開会式の中でも、印象的な場面で奏でられた。


ところで、
飛行機を発明し最初のフライトに成功した人物、といえば、アメリカのライト兄弟だ。

と、思っていたが、
ブラジルに来たら、それは、ブラジル人の Santos Dumont(サントス・ドゥモン)だった。

学校でもそう教えるし、皆、そう思っている。
世界の大部分が間違っている、と、皆、口をそろえる。

世界のほとんどがサントス・ドゥモンよりも3年早く、ライト兄弟がフライトに成功した、
としており、
フランスだけは例外で、
フランスの発明家、クレマン・アデールだ、ということになっているらしい。

いずれにせよ、皆さんが尽力してくださったおかげで、
今日、日本・ブラジル間を、時間はかかるけれども船よりはぜんぜん速く行き来できるので、
私はまぁどなたでもよいけれども、
すっかりサントス・ドゥモンが身近になった。
飛行機の発明と大空を飛ぶことに人生を捧げたのみならず、
平和を愛し、芸術を愛し、飛行機が軍事目的で使われることに抗議し続け、悩み、抗議の自殺をした人物。
彼が登場する時代もののドラマを観て、すっかりファンになった。



Defesa Aérea & Naval より
2016.08.20_01 Rio 2016 心躍る!開会式の音楽:その2 飛行機の父と美とTom Jobim



開会式に颯爽と登場した、サントス・ドゥモンに扮するパイロットと彼が発明した14-bis。



Defesa Aérea & Naval より
2016.08.20_02 Rio 2016 心躍る!開会式の音楽:その2 飛行機の父と美とTom Jobim



これらの写真は、
リオ五輪開会式の様子を掲載しているブラジル空海軍のページから拝借させていただいたが、
見出しには、

Rio 2016 - Ceriumônia de abertura exalta o vôo de Santos Dumont, o verdadeiro pai da aviação!
(2016リオ五輪開会式で、本当の飛行機の父・サントス・ドゥモンを讃えた!)

とある。
空軍だけじゃなく、一般市民も、この件に関しては、世界に対して相当不満を持っているのだ。
だからこそ、
華々しいオリンピック開会式という場で、14-bis を夜空に飛ばして世界に見せたのだろう。

しかしだ、
ライト兄弟のお国アメリカの反応は・・・・・?

オリンピックの放映権を持つアメリカ NBC の司会者はこのシーンで、

“もし、”飛行機を発明したのは誰?” と質問したら、なんて答えますか?”

と発言。
すると、
その場にいたみんなで一斉に、

“ライト兄弟!”

と、答えたとか。。。

その記事が、こちらの新聞に載っていた。

アメリカ以外の国々の開会式実況では、どんな解説をしていたのか気になるところ。笑


さて、
このシーンで奏でられた音楽は、
誰もなんの疑いもなく世界中に愛され尊敬されている音楽家、トン・ジョビンのこの曲。

Samba do Avião(飛行機のサンバ)

トン・ジョビンといえば、リオ。
リオといえば、トン・ジョビン。
もし彼がリオで生まれ育っていなかったなら、
アノ曲もコノ曲もソノ曲も、生まれていなかった、か、別の音楽になっていた、
とぞ想ふ。

詞にも登場するリオのガリアォン国際空港は、
彼が亡くなった後、彼を讃えてアントーニオ・カルロス・ジョビン国際空港と改名された。



Antônio Carlos Jobim - Samba do Avião(飛行機のサンバ)





14-bis でリオの空を飛んだサントス・ドゥモンよりも、もっと目が釘付けになったのは、
ブラジルが生んだ “美”

Gisele Bündchen(ジゼーリ・ビンチェン)

世界のトップモデル中のトップモデルとして、2人のお子さん出産後の現在も活躍する、
今風に言えば ”神” だ。
我と同じ “ヒト科” とは思えない健康的な美しさに、ため息が出すぎて酸欠になる。

Garota de Ipanema(ガロッタ・ヂ・イパネーマ=イパネマの娘)
として登場したジゼーリ・ビンチェンが、マラカナスタジアムの、128mのコースをウォーキングする。



globo.com より
2016.08.20_03 Rio 2016 心躍る!開会式の音楽:その2 飛行機の父と美とTom Jobim



歩く。
ただそれだけで、これほど人々を魅了する人は、イパネマの娘とジゼーリ・ビンチェンぐらいだ。



globo.com より
2016.08.20_04 Rio 2016 心躍る!開会式の音楽:その2 飛行機の父と美とTom Jobim



ウォーキング後のインタビューで、
“転ぶんじゃないか、、、と心配で心配で、これほど緊張したことはない”
と、世界中で百戦錬磨の歩く専門家の彼女が、興奮冷めやらぬ様子で語った。


トン・ジョビンが生んだ世界のスタンダード “Garota de Ipanema”(イパネマの娘)を、
ピアノで弾き語りするのは、
お孫さんであり、やはり音楽家・ピアニストである Daniel Jobim(ダニエウ・ジョビン)。



Gisele Bundchen desfila na Cerimônia de Abertura das Olimpíadas Rio 2016





ホンモノの Garota de Ipanema(イパネマの娘)は、現在71歳になられた、やはり美しいこのお方。

Heloísa Eneida Menezes Paes Pinto Pinheiro
(エロイーザ・エネイダ・マネーゼス・パイス・ピント・ピニェイロ)

ブラジルのお名前は、
ミドルネームや旧姓や父方母方両方の姓などをつけるので、やたらと長い。
彼女は、エロイーザの愛称である Helô(エロー)の呼び名で親しまれている。



Wikipédia より
2016.08.20_05 Rio 2016 心躍る!開会式の音楽:その2 飛行機の父と美とTom Jobim



黄金コンビ、トン・ジョビンとヴィニースィウス・ヂ・モライスが、
イパネマ・ビーチの熱い砂浜をビキニで歩いている、当時18歳のエローを見て魅了され、
この曲が生まれた。
インストも含めて、世界中でどれだけ演奏されているか知れない名曲の、
彼女は、言ってみれば、責任者だ。

その時の様子を思い出しながら、ヴィニースィウス・ヂ・モライスが曲間にイタリア語で説明している、
イタリアでのライブ映像を。
おしりがパツンと切れているのが惜しい。



Tom Jobim com Vinícius de Moraes - Garota de Ipanema





トン・ジョビンが亡くなられて久しいが、
今でも、リオはトン・ジョビンとともにある。


bossa nova(ボッサ・ノーヴァ)はサンバから生まれたジャンルの一つ。
ブラジル本国では、
ふだんはあまり聴こえてこないし、多くの人々が夢中になっているわけでもない。
むしろ、
日本はじめ国外のほうが、ボッサ・ノーヴァの聴こえてくる機会が多いかもしれない。

しかし、
世界に目を向けたとき、
この、ブラジルの貴重な財産を、人々はとても誇りに思っている。






20 de agosto de 2016
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