スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

今度こそブラジルに革命が起きるか


バス代値上げをきっかけに、
名ばかりの "民主主義" をじっと我慢してきた民衆の不満が、全国で炸裂している。

政府や政府の息のかかったマスコミの一部は、
たった数十円ぐらいのバス代値上げのためにこんなに暴れている、ということにしたいらしいが、
問題はバス代ではない。
各都市で次々にバス代を下げると発表したが、
このデモ活動は収束するどころか、州都だけでなく隅々の町までさらに大きな広がりを見せている。

2002年の大統領選で当選し2003年から2期8年間に渡りブラジルの舵取りをした、
労働者党のルーラ前・大統領は、貧しい労働者階級出身であることから庶民の人気を得た。
その後、
2010年の大統領選挙でも、
ルーラの右腕だったヂウマ・ホウセッフィ氏がブラジル初の女性大統領となる。
など、
労働者や女性といった弱い立場の味方である、という印象の強い労働者党であるが、
庶民の生活はよくなるどころか、ますます苦しくなっている。

ブラジルの選挙での票集めのポイントは、
とにかく貧しく教育も受けていない層の支持を集めることである。
なぜなら、
そういった層が人口の大半を占めており、且つ、投票は全国民の義務なのだから。
彼らの票を取れれば過半数を獲得できるのだ。
非識字者の多いブラジルでは '96年から電子投票を導入している。
候補者はすべて番号で管理、赤や緑のボタンを押すことで投票できるようにしたのはそのためだろう。

Go to ブラジルの電子投票と選挙運動

どの政党の候補者も選挙のたびに「すべての国民に教育を」と声をそろえるが、
すべての国民に教育が行き渡ったら自分たちに都合が悪い。
不正や贈収賄なんぞのムズカシイことはチンプンカンプンで、
家族手当や最低給与の金額を上げることに感謝して票さえもらえれば、
それでよいのだから。

労働者党は、そのような意図が、あからさまに見て取れる。
全国の獲得票数の地図を見ると、
平均就学年数も平均所得も低い北部で極端に強く、
逆に、平均就学年数や平均所得の高いサンパウロ州以南では弱いのがハッキリわかる。

低所得層の期待と人気を集めてきた労働者党であるが、
明るみに出た不正疑惑の金額や規模は、これまでの政権政党に勝るとも劣らない。
社会派雑誌の記事などによると、税収の約3分の1がどこぞのポケットに消えてしまう。
自分たちを守る都合のよい法律をちまちま作り、仲間内でそういった疑惑をうやむやにする。
欧米諸国よりも高い国会議員の給与を、毎年さらにさらに上げてきた。
結局、
小手先の人気集めに終始し、
大きなところでメチャクチャなことをしてきたのだろう。
そのツケが今、回ってきている。
文字どおり、年貢の納め時、ではないか。

だいたい、
北欧並みの税金を徴収しておきながら、
公立の義務教育も、医療機関も、治安も、インフラ整備もほとんど改善されず、
1km当たりの国道の通行料金がアメリカのハイウエイのそれよりも高い、
とはなにごとぞ。

やらないなら、徴収しない。
徴収するなら、やる。

どちらかにしてほしい。

高税率のせいで物価がバカ高く、法律の定める最低給与は未だ3万円前後。
やってゆけるわけがない。
よって犯罪も増え、治安がよくなるわけもない。
一部の有力者たちがとてつもないぜいたくな暮らしをするために自分たちの生活が圧迫され続ける、
そんなバカバカしい仕組みを、これ以上黙って見ているわけにはゆかぬ。

労働者党が、
あまりにもあからさまに国民をバカにし、
あまりにも計画性がなく、
あまりにも素人丸出しの場当たり的な政治をしているため、
いろいろな問題が膨れ上がって始末におえない状況になっているけれども、
国民から搾取したカネで私腹を肥やしているのは労働者党だけではない。
これまでどの政党が政権を握っても、この悪徳代官的な仕組みは変わらなかった。

よって、
これまでにも巨額の不正や税金の使途が不透明なことに抗議するデモ活動は繰り返されてきた。
しかし、
今回はこれまでになく、正当で、賢く、規模も大きく、より粘り強い。

これまでとの大きな違いは、
活動の中心になっているのが労働組合や労働者ではなく、
大学生たちであること。
子どもが大学まで行けるような家庭は、大半が中流以上である。
裕福な暮らしで、体制への不満も、あったとしても自分たちには大して関係のないこと。
つまり、
教養のある者たちは、わかっていながらおとなしかった。

今回は、富裕層も含む彼らが動いたことに大きな意義がある。と思う。

知り合いの学生たちから話を聞いたりネットで回ってくるメッセージを見ると、
デモに参加するにあたり、禁止事項なども明記されている。
暴力行為や略奪行為はまったく逆効果になることを、彼らはわかっている。
政府は、
デモ参加者を犯罪者にして逮捕したい、
デモの印象を悪くして参加していない市民たちを怒らせたい、
わけで、
政府が手を回して暴力行為を煽るような者たちを潜入させているらしいので、
冷静に周りを見て、挑発に乗らないよう、呼びかけている。

私も、彼らの意思、行動に賛同する。
よって、できる限り地元のデモに参加する。
ブラジルで生活する一人として、
肌の色も年齢も宗教も理念も、国籍すら超越したチカラを、今回は感じる。

こういう中から、
当たり前の良心を持ちブラジルを本当に良くする若き賢きリーダーが出てきたら、
どんなにステキだろう。
今回の全国規模のデモ活動には、そういう意味のワクワクが潜んでいる。

今度こそ、平和で知的な革命を起こしてほしい。




Escrevi a minha opinião sobre as manifestações no Brasil somente em japonês.
É difícil para mim pensar em português sobre assuntos políticos.
O que eu gostaria de dizer é que até eu, uma estrangeira, me sinto orgulhosa deste acontecimento.
Respeito os jovens brasileiros que estão tentando mudar para melhor este país.
Por isso, eu vou participar das manifestações o máximo possivel.
Desta vez, espero anciosamente que o país melhore de verdade.
Tomara que surja um novo líder jovem, inteligente, e de bom carater com essas manifestações.






21 de junho de 2013
今度こそブラジルに革命が起きるか
sociedade brasileira・notícias ブラジル社会・ニュース

>>> principal ホーム >>> introdução はじめに >>> categoria カテゴリー >>> sociedade brasileira・notícias ブラジル社会・ニュース >>> sociedade brasileira・notícias ブラジル社会・ニュース >>> 今度こそブラジルに革命が起きるか

>>> novidades 更新情報

>>> artigos 記事一覧

Utility

perfil プロフィール

TAMAGO

Author:TAMAGO
1999年より
ブラジルで暮らしている
日本人でございます。

Olá !

Sou japonesa,
moro aquí no Brasil
desde 1999.
Tem artigos que escrevi em português.
Ir para a página "artigos"

atenção ご注意

© 2009-2017 TAMAGO
All rights reserved.
Todos os direitos reservados.

日本ブログ村 海外生活 ブラジル情報

にほんブログ村 海外生活ブログ ブラジル情報へ
にほんブログ村

ランキング参加中につき
クリックしていただければ有り難き幸せにござりまする

follow me on twitter

Twitter にて
当ブログの更新情報を配信しております

link

こちらをクリック

o número de visitantes ご来客数




administração 管理人室

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。