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Formatura(卒業式)


親しくさせていただいている友人夫妻のお子さんの、大学卒業式に行ってきた。

へ?保護者でもないのに?

と、思われるかもしれないが、
こちらの卒業式は日本の一般的な卒業式とはだいぶ違うので、ご紹介しようと思う。


これまでにも幾度となく卒業式に参列させていただいているが、
そのいずれも、だいたいこんな感じであった。


学部・学科ごとに有志がお金を出し合い(たいてい在学中から月々積み立てをする)、
どこぞのホールを借り、イベント業者の演出で、行われる。

ブラジルの大学の主な新年度スタートは1月1日で(7~8月スタートもある)、
全カリキュラムが終わるのは12月なのだが、
12月から2月にかけては大人たちも夏季長期休暇で旅行に出たり、
カーニバル(移動祝日で2月〜3月)が明けるまでは国じゅうがお休みモードなので、
世間が落ち着き始める4月頃に卒業式をやることが多い。

が、
会場を借りる都合や教授陣のご都合もあるし、
公立の場合は大学側のストライキで全カリキュラム終了が延びることが多いので、
1年中いつでも卒業式があるような気がする。

あらかじめ招待状をいただくのだが、
これも卒業生たちとイベント業者のアイディアに満ちた、
まるでミニ卒業アルバム、といった感じの立派な招待状である。

日本との大きな違いは、
必ず夜遅い時間に行われること。

お式のあと晩餐会、というパターンが多い。
一般のレストランで、
ということもあれば、
朝までディスコとしても使えるイベント用レストランや、
お食事デリバリーサービスを利用してパーティー会場を借り切ったり、
ミサ、セレモニー&お食事会、ダンスパーティーを、三夜に分けて、というパターンもある。

セレモニーと晩餐会には、
卒業生の家族・親戚はもちろんのこと、恋人、友人などを家族ぐるみで招待するので、
1人当たりの招待客数は相当な数になる。

今回ご招待を受けたのは、
連邦大学(日本の国立に相当)の卒業式(セレモニーと晩餐会)であった。

この学部を卒業した学生はもっといるのだそうだが、
前述のとおりお金を積み立ててきた有志だけなので、参加したのは20人ほど。
借りた会場の客席数の関係で、卒業生一人当たりの招待枠は18人まで。
そんなに?と思われるかもしれないが、これでも少ないほうで、
「もっとお呼びしたかったけれど、枠が足りなくて・・・」
とは、招待してくださった友人の弁。

『卒業式』ではあるが、
司会者の冒頭の挨拶が、
「今晩はこの espetáculo(エスペタークロ=興行、ショー)にようこそ!」
厳か、というよりは、感動的なショーを楽しむ、といった風情である。


招待状では "夜7時スタート" とあったが、開場されたのは8時近かった。


ロックやポップスが流れる中、満員のお客さんでざわざわするホール。
2011.04.05 Formatura(卒業式) 01



始まるのを待っていたところ、
舞台背景の壁の雲(わたくしは UFO だと思っておった)の飾りが一つ落下。
梯子に上って修理する人に向かってヒューヒューピーピー声援と拍手が湧く。

するってぇと、このお兄ちゃん、
梯子の上から客席に向かってお尻をふりふり、してくれた。
2011.04.05 Formatura(卒業式) 02



ようやく、9時近くになって、開演(?)。
客席後ろに並んだ卒業生たちが客席通路を通って一人一人舞台に上がり、

勢揃い。
2011.04.05 Formatura(卒業式) 03
最前列にいらっしゃる白い上着の方が学長さま。
黒い法服姿の方々は、先生(教授)方。

卒業生一人一人に、学長さんから卒業証書が授与される。
卒業証書を手にした卒業生は、客席に向かって手を大きく振ったり叫んだりして喜びをアピールする。


卒業証書授与でも、なにかの挨拶のあとも、
2011.04.05 Formatura(卒業式) 04
お辞儀ではなく abraço(アブラッソ=ハグ)。


客席では、それぞれの招待客たちがヒューヒューピーピー大騒ぎ合戦。
名前を叫んだり、「愛してるよ~」と叫んだりする。


自分ちのお子さんの卒業証書授与の際、
銀色の紙吹雪が飛び出る爆竹みたいなビックリ音の出るブツを派手に鳴らした方々がいて、
2011.04.05 Formatura(卒業式) 05
客席にキラキラの紙吹雪が舞い散っている。


客席にペンライトが配られた。
2011.04.05 Formatura(卒業式) 06


卒業生代表の、親御さんたちへの感謝の言葉が綴られている間、
このペンライトの灯りがあちこちで揺れ、すすり泣く声が聞こえた。

Hino Nacional(イノ・ナスィオナウ=国家)を2番までフルで大斉唱、
先生方や卒業生たちの挨拶や、
みんなで編集した卒業記念ビデオ、
卒業生一人一人の子どもの頃からの成長の足跡を綴ったスライドショー、
などなど、
約2時間の espetáculo(エスペタークロ=興行、ショー)。
ラストは、もちろん、これ。


2011.04.05 Formatura(卒業式) 07
卒業生たちが大歓声を上げながら博士帽を放り投げる。


このあと、
卒業生たちは、舞台の上で、泣きながらハグし合っていた。


時間はすでに夜11時を回っている。

それからみんなで車を連ねて晩餐会のあるレストランに移動。
お食事は10時からの予約だったのだが、着いたのは12時近く。
でも、
formatura(フォルマトゥーラ=卒業)セレモニーのあとの食事、
ということをレストラン側も承知しているので、慣れたものである。
だいたいこのぐらいの時間になるであろうことは、予測しているのだろう。
予約席はきちんと用意をしてあり、あったかいお料理も待っていてくれた。


Parabéns ! おめでとう!
いいお式と楽しいお食事会であった。






abril de 2011
Formatura(卒業式)
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